白い軸にシルバーの光が静かに重なるこの白銀は、プロギアシリーズの中でも“清の基準点”のような一本です。色物の温度に心を寄せていた彼女(私)にとって、この白銀プロギアはあまりに高潔で、手に取ることすらためらわれるほどの静けさをまとっていたようで、結局一度もインクを通すことなく大切に保管されていた個体です。白軸の明るさと銀の静かな光は、日々の筆記の中に小さな余白を作ってくれるようで、色物の物語をいったんリセットしてくれる“清”の存在です。。クロスのボールペンとシャープペン。色で語るセーラーの世界に惹かれ、ランコントルの「ひまわり」や「マーブル」の揺らぎに夢中になっていた女性オーナーが、ある日ふと棚の片隅に置かれたこの白銀の清らかさに気づいてしまった──そんな背景を持つ一本でした。Pilot Custom 74-14KPen Black